9月になりました。

相変わらず、作曲と時々映画な日々です。

昨日の午前中はちょっとはかどりませんでした。雑務やスケジュール等をまとめておこうと思い、午後は吉祥寺のスターバックスに行き、考え事や読書などをしようと思っていたのですが、ふといくつか試したい音が思いつき、1時間程過ごしたところで慌てて帰宅。すぐにパソコンに向かいました。
結局思ったような成果には繋がりませんでしたが、気になり始めてしまったので仕方ありません。

夜はパク・チャヌク監督の「渇き」を見ました。パク・チャヌクといえば復讐ものと考えていましたので、まさかバンパイアをテーマにし、VFXを駆使した作品とは思っていませんでした。主演はパク・チャヌク映画常連のソン・ガンホ、今まで見た作品とは違い、線の細い静寂さ/神経質さを感じさせる役でした。ずいぶん身体も細く絞っている印象。
感想としては、女性は強いというものでしょうか。バンパイアとなってしまった神父の恋愛を激しく描いた作品でしたが、主演の女優だけでなく、どの女性も映画を通して男性より強く描かれていたと思います。精神/肉体という単純な分け方での強さではなく、芯の強さと言うか、心底強いと言うか。復讐ものとはまた違ったパク・チャヌク作品の面白さを知れた気がします。



渇き 監督:パク・チャヌク 出演:ソン・ガンホキム・オクビン