マスタリングをしてきました!

元旦から作曲をして、その合間にCDのリリースのための準備進めています。

1月6日は、サイデラにてマスタリングをしてきました。
http://www.saidera.co.jp/mastering.html

ATAK渋谷慶一郎さんに、サイデラのマスタリング・エンジニア森崎雅人さんのマスタリングをお勧めして頂き、お願いすることにしました。

詳細については、現在作成中のTekna TOKYOのwebでお伝えしますが、とにかく感動!
僕にとっては実はこの日が人生初のマスタリング作業。マスタリングで全然音が変わるということは昔から聞いていましたが、どう変わるのかを自分の耳を持って経験したことが無かったのです。だから、自分としても非常に大切な一日、まさに初体験なわけです。ちゃんと勝負パンツでのぞみました(笑)

簡単にいえば、平面作品を立体作品に仕上げてもらう感覚といえばいいでしょうか。ミックスをしっかり作ったものを持っていくので、音楽的な部分での情報は完全にそろっている状態でマスタリングをしてもらいます。この情報のどの部分を引き立たせるか、またその反対に余分な要素をどう抜くかの作業がマスタリングでの作業でした。

僕が自分の曲をどう仕上げたいか、どう聴かせたいかを森崎さんにお伝えすると、瞬時に森崎さんが引き立てる/抜き取る周波数を判断し、作業してくれます。それで出来上がったものは同じ音楽とは到底思えない、音響的な立体性/奥行きが出ました。

その作業の早さは驚くぐらいのスピードで、森崎さん曰く、「何をどうすればいいか耳で分かってしまう」のだそうです。すごいです。

今回マスタリングをお願いした作品「TOKYO nude」は全11曲で、東京の音のみを使って作曲しています。東京の音で出来上がる音楽が、東京の都市を彷彿とさせる音像を作り出すことを、マスタリングをもって完了させることができました。
全曲マスタリング終了後の試聴では、音の向こう側に東京の街が見えるような気分がしました。


マスタリング終了後、オノセイゲンさんにサイデラ飲み会にお誘い頂き、オノさんや森崎さん、スタッフの方達と色々とお話しさせて頂きました。
充実感溢れる一日でした!



マスタリング後に確認をする森崎さん、それを見ている僕