レイラ・ハサウェイ live at ブルー・ノート

更新がなかなかできておりません。でも作曲が落ち着いてきたので、7月後半は頑張っていきたいと思います。

今週月曜日、ブルー・ノートにてレイラ・ハサウェイのライブを見に行ってきました。


レイラ・ハサウェイ 
http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/lalah-hathaway/ 
http://en.wikipedia.org/wiki/Lalah_Hathaway

レイラ・ハサウェイは、ダニー・ハサウェイhttp://en.wikipedia.org/wiki/Donny_Hathaway)の娘ですが、日本ではあまり知られていないのが現状だと思います。私がレイラ・ハサウェイを知ったのは、ジョー・サンプルとのコラボレーション・アルバムで「When The World Turns Blue」を歌っていたのを聴いたのがきっかけです。


Joe Sample & Lalah Hathaway 「When The World Turns Blue」
http://www.youtube.com/watch?v=qwyI1Wz1IVs

この曲はもともと作曲者のジョー・サンプルが歌手のメリー・クレイトン(Merry Clayton)のために書いた曲ですが、レイラ・ハサウェイがジョー・サンプルとのコラボレーションの際に歌っています。「When The World Turns Blue」、非常に奇麗な曲で、レイラ・ハサウェイ以外にもパティ・オースティン(Patti Austin)や日本人も何人か歌っていますが、歌の上手い下手が如実に出る曲だと感じていて、歌うのは難しいのではないかと思います。でも、歌手としては歌いたくなる種の曲なのではないでしょうか。ちなみにメリー・クレイトン版はhttp://www.youtube.com/watch?v=ku3ZelW01V4パティ・オースティン版はhttp://www.youtube.com/watch?v=YNzLH5k5IHsです。


そのようなきっかけで知ったレイラ・ハサウェイが来日し、ブルー・ノートでライブをするということで是非その歌声を聴きたいと思い、行ってきました。

ライブ開始の19時になると、バンドが先に登場し演奏を開始。その演奏が流れる中、いよいよレイラ登場です。
歌、本当に上手いです。
全身で最高に音楽を楽しんでいるという感じでしょうか。その歌声の中に色々な表情や色彩が詰まっていて、曲ごとに変わっていく。でも、決して押し付けがましいものではなく、曲や演奏に反応しながら自分の歌を歌いたいように作り上げているという感じです。そして、その歌の技術がすごい。どうしてああいった耳が驚かされるような”ノリ”を作り出せるのでしょうね。日本人には絶対にまねできないな、と痛感しました。
冷静だけど、レイラはもの凄くライブを楽しんでいる。それが観客の全身に伝わってくるライブ。ソウルというか、ある種のスピリチュアルなものさえ感じてしまう興奮した時間を過ごしました。

途中には、マイケル・ジャクソンの「ROCK WITH YOU」からMJメドレー(スリラー、ビリー・ジーン、ジャクソン5のABCなど)を歌うセットもあり、会場も非常に盛り上がっていました。私の好きな「When The World Turns Blue」は歌いませんでした。歌って欲しかったです。

次の来日公演も見に行こうと思います。いい音楽を聴いた後は、気分がいいです。