16日、17日、18日

9月16日

終日作曲。
朝からクリス・カニングハムの映像をDVDやYouTubeで見ました。Aphex TwinのPVに始まり、Squarepusherカニングハムのソロワークなど。YouTubeカニングハムのDJVJライブの映像を発見。ソロワークの「Flex」を映像のネタに使い、なかなか刺激的なライブをしていました。

Chris Cunningham @ Manchester Opera House 22/4/10
http://www.youtube.com/watch?v=pEVUectLW8k


9月17日

終日作曲。取りかかっている曲の全体像はできているのですが、どうしても曲の導入部分に対して納得がいかず、色々な音を試しました。

気分転換は、少女時代とKARAのPV。少女時代の「GEE」が周囲で何かと話題になっていまして、「GEE」を導入部分に少女時代、KARAを聴いてみました。2007年デビュー間もない頃の少女時代の曲も聴いたのですが、曲も現在までの間に大きく変化していますね。2007年あたりの曲は、日本の1990年代半ばから2000年初頭あたりまでに流行ったPopsの雰囲気でしょうか、小室プロデュース曲や、ELTの曲などにあったキラキラしたダンスポップみたいな印象です。最近の曲はチープなエレクトロニクス・サウンドも入り、中田ヤスタカからの影響かな?と思う印象もありました。たった3年での大きな変化は興味深かったです。


9月18日

昼頃から森美術館で行われている「ネイチャー・センス展」へ。


ネイチャー・センス展 http://www.mori.art.museum/contents/sensing_nature/

大きさ、作品そのものの世界に入り込んでしまうような感覚は面白かったです。ただ、行った時期が悪かったのかどうかはわかりませんが、作品自体がくたびれ始めていて、少々ボロくなっている印象は残念でした。
吉岡徳仁作品「スノー」は羽毛を雪に見立てた作品でしたが、羽毛の質が長期展示の中で落ちてしまっていて、雪にあまり見えませんでした。
栗林隆作品は、面白かったです。作品の内部に入り、その内部の数カ所からでしか作品の外観を見ることができないものや、大きな土の山の先に地球の大陸が存在するもの等、視点が変わることで初めて見ることのできる世界が提示されていました。ただ、こちらも少々状態が劣化していて、雑に見えてしまう箇所もちらほら。
大型規模の作品を長期展示することは難しいのだと実感しました。